老若男女問わず、多くの人が肩こりに悩んでいます。
体を定期的に動かさないでいると、人間は20代をピークに加齢とともに筋肉量が落ちていってしまうもの。
動かさなければ筋肉を鍛えることもできず、血流も悪くなり代謝の低下を招くことからストレッチを生活の中に取り入れている人も多いことでしょう。
ところが、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんによると、ストレッチを定期的に行っている人の多くが、やり方を勘違いしているために肩こりが解消することもなく悪循環を繰り返しているといいます。
ここでは中野さんによる正しいストレッチ方法をご紹介いたします。
筋肉の緊張と血流の悪さを招くのは、単に同じ姿勢をとり続けているからではなく、筋力の低下も関連していることが大きいそうです。
首から肩にかけてある筋肉は僧帽筋と言いますが、加齢に伴い知らず知らずのうちに筋力は少しずつ弱くなっていきます。
弱った筋力で体の重みを支えようとしているので、筋肉が緊張した状態が続いてしまうのは当然のことです。
そこでストレッチが大切という話になるわけですが、多くの人がやり方を少し勘違いしているようです。
筋肉の緊張状態と一口に言っても伸長固定と短縮固定の2種類があるとのことです。
ストレッチは筋肉を伸ばす方法ですので、縮んで固まっている筋肉は通常のストレッチで伸ばすことで解決できますが、伸びてしまっている筋肉に対しては問題解決にならないのです。
中野さんによると、肩こりを解消するためには、「動的ストレッチ」がおすすめだそうです。
「動的ストレッチ」とは、動かさずにいてこり固まった筋肉を、体をリズミカルに動かすことで関節や筋肉に刺激を与え、血流の改善を促し肩こりをはじめとしたこりの解消につなげるやり方です。
動的ストレッチのおすすめのやり方は、「50回肘回し」とのこと。
やり方はそれほど難しいものではなく、両手を肩の上に乗せ大きく肘を回転させていきます。
なんだか肩が凝ってきたなと感じたら、早速試してみましょう。
仕事中はなかなか難しいかもしれませんが、リラックス効果もあり仕事にもいい影響を与えますよ。
自宅にいる時など積極的に取り入れてみましょう。
50回も回していると汗が出てくるかもしれませんが、それぐらいがちょうどいい効果を生みますので頑張って回してみてください。
あと、当院にはジムを併設しております。
マシンやチューブなどを使ってのトレーニング方法や厳しい体幹トレーニング方法なども、徹底指導が可能ですので、お気軽にご来店ください。
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