今回は生後数ヶ月に見られる赤ちゃんの反射について説明します。
簡単な内容なので、一度試して見て下さいね!
足の裏を少しとがった物で踵から爪先に向けてゆっくりこすってみて下さい。
そうすると足の親指が足の甲にゆっくり曲がり、他の4本の指は外側を向きます。(意思とは無関係に)
これをバビンスキー反射といいます。
脊髄を反射弓とする異常な反射、病的反射の一つです。
しかし、この反射が生後24ヶ月位までの正常な赤ちゃんに見られるのです。
これは新生児などの神経系の異常を発見する検査に幅広く使われております。
一度試してみて下さい。
他には原子反射というのがあり、赤ちゃんの手の平に大人の指などを入れるとギュッと握る把握反射(握り反射)、赤ちゃんの口元に小指や乳首などを持っていくとちゅぱちゅぱ吸いつく吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)、音の刺激などで上肢を大きく開き抱きつこうとするモロー反射(びくつき)などがあります。
生後間も無い赤ちゃんの何気ない行動が、実は反射によるものなのです。
この反射なども1ヶ月検診などで中枢神経系の発達異常が無いか小児科の先生は確認しているのです。
当院のご案内・アクセス
〒552-0012 大阪府大阪市港区市岡1-11-4
TEL: 06-6573-3955
[受付時間]
月・火・水・金:8:30~12:30、16:00~20:00
木曜・土曜:8:30~13:00
[定休日]
日曜、祝日
※年末年始など臨時にお休みさせていただくことがあります。
[アクセス方法]
港警察署前、港区役所近く
市岡バス停(大阪市営バス)、港区役所前バス停(赤バス港ループ)から徒歩3分
弁天町駅(JR大阪環状線、大阪市営地下鉄)から徒歩10分
※弁天町駅からの詳しい道順はコチラ>>