「けがをしたら、まず安静にして治す」——そう思っていませんか。もちろん安静が必要な時期はあります。でも、それだけでは競技に戻ったときに「また同じところをやってしまった」ということになりかねません。
スポーツのけがに本当に必要なのは、治療と並行してトレーニングを続けることです。この記事では、なぜ治療だけでは不十分なのか、整骨院の現場で見てきた実例をもとにお伝えします。
けがが「治った」状態と、「競技に戻れる」状態は、じつは別のものです。 痛みがなくなっても、けがをかばい続けた体は筋力が落ち、バランスが崩れたままになっていることがよくあります。
たとえば足首を捻挫した場合、炎症が引いて歩けるようになっても、足首まわりの筋肉が弱まっていたり、体幹のバランスが乱れていたりすることがあります。その状態で競技に復帰すると、同じ動作でまた同じ部位を傷めてしまう可能性が高くなります。
「痛みが消えた=完治」ではなく、「動ける体に戻った」ことが本当のゴール——当院ではそう考えています。
けがをしている間も、患部以外は積極的に動かし続けることが回復の助けになる可能性があります。
以前、当院に通われていたサッカーをしていたY君は、けがをしても「けがの箇所以外をトレーニングしている」と話してくれました。こうした取り組みは、体全体の機能を落とさないためにとても理にかなっています。患部を守りながら、体幹や他の部位を鍛えることで、競技復帰後のパフォーマンス維持にもつながる可能性があります。
足の指を骨折したサッカー少年M君も、プレーができない期間中に体幹トレーニングに取り組み、「骨折が治ったらすぐ動けるように準備しておこう」と前向きに通い続けてくれました。けがをマイナスではなく「体を鍛え直すチャンス」と捉える姿勢が、その後の競技復帰を早める可能性があります。
スポーツのけがの多くは、体幹の弱さやバランスの崩れが根本にあることがあります。
当院に通われていた高校野球のK君は、治療後に体幹トレーニングをしていました。野球のセカンドポジションは守備範囲が広く、送球時にバランスを崩さない体幹の強さが求められます。治療で痛みを取るだけでなく、競技に必要な体幹を鍛えることが、再発予防にもパフォーマンス向上にもつながる可能性があります。
体幹とは、お腹・背中・腰まわりの筋肉群のことです。ここが弱いと、全身の動きが不安定になり、特定の部位に負荷が集中しやすくなります。けがを繰り返す方は、患部そのものだけでなく、体幹にアプローチすることも選択肢のひとつです。
「リハビリ」と「トレーニング」は、スポーツのけがにおいては一体のものとして考えるのが自然です。
バドミントン部のS君は、ほぼ毎日当院に通いながらリハビリトレーニングを続けてくれました。クラブの練習後に夜遅くなっても来院し、土曜日も午前中から取り組むその姿勢は、約2年でウエイトアップと体力向上という結果につながっています。
ゴルフで左手首を捻挫されたHさんは、治療と並行して足まわりのリハビリトレーニングを続けられ、コンペで優勝されるまでに回復されました。治療で患部を改善しながら、全身の機能を整えることが、競技復帰への近道になり得ます。
当院では、治療室に隣接したトレーニングジム(GOTT GYM)を併設しており、治療を受けた方は無料でご利用いただけます。
治療でけがの回復をサポートしながら、同じ場所でリハビリトレーニングも行える環境を整えています。「どんなトレーニングをすればいいかわからない」という方にも、状態に合わせてアドバイスしています。
スポーツ障害は、競技の種類やポジション、体の使い方によって原因もアプローチも変わります。痛みの原因をしっかり把握した上で、治療とトレーニングの両面からサポートしていきます。
けがをしている期間は、ただ休むのではなく「より強い体に戻るための準備期間」として活用できます。焦らず、でも止まらず—そんな取り組みを、当院はサポートしていきます。
「なかなか治らない」「また同じ箇所をやってしまった」「競技に早く戻りたい」—そういったお悩みを抱えているアスリートや部活生の方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
治療からリハビリトレーニングまで、競技復帰に向けて一緒に取り組んでいきます。
ご来院・ご予約をお待ちしています。
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の症状の診断・治療を保証するものではありません。症状が続く場合は専門家にご相談ください。
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