肩こりはいまや国民病といってもいいぐらい、老若男女問わず多くの方が抱えている症状として認識されています。
肩こりを解消するため、さまざまなトレーニング方法を調べたり、食生活に注意したりさまざまな方法を取り入れている方も少なくありません。
しかし長続きしなかったり、あるいは間違った方法でかえって肩こりが悪化した、という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは肩こりになるそもそもの原因と、僧帽筋を鍛えて肩こりを解消する方法をご紹介していきます。
僧帽筋は頭や腕を支えている大切な筋肉で、背中・首筋・肩の部分まで広がっています。
この僧帽筋が加齢などに伴い筋力が衰えたりすると血流が悪くなってしまい、肩こりに繋がりやすくなります。
また、僧帽筋が衰えてくると頭や腕の重みを支えきれなくなり、どうしても姿勢が前に倒れやすくなってしまいます。
よくボクサーやボディビルダーは肩こりにならないと言われますが、それは僧帽筋を日常的に鍛えているからです。
僧帽筋は日常生活ではそれほど鍛えられない筋肉なので、意識的にトレーニングしていくようにしましょう。
僧帽筋を鍛えることは、肩こり解消のほかに次のようなメリットがあります。
僧帽筋を鍛えれば肩こり解消になることがわかっても、いざトレーニングとなると時間が取れないなどなかなか足を踏み出せない方も少なくないでしょう。
そんな時は、家の中や仕事の休憩時間でも簡単にできるストレッチから始めてみてはいかがでしょうか。
まず、真っ直ぐ立って片方の手で反対側の手首を掴んでください。
掴んだ手で手首を引くと同時に、首も引いた方向と同じ方向に傾けて、そのまま30秒間キープしてみましょう。
これを交互に繰り返すだけで、僧帽筋上部をバランスよく伸ばすことができます。
次に僧帽筋中部のストレッチです。
まず背筋を伸ばしてください。
そして後頭部に両手を添えて、前に倒すように押してください。
それほど力を入れる必要はありません。
背中が伸びているような感覚があれば、正しくストレッチが行えているということです。
最後に僧帽筋下部のストレッチです。
まず、両腕を後ろに回して手を繋いでください。
そしてそのままの状態で、肩を回すように動かしましょう。
この時に顔が下がらないようにしてください。
必ず顔を上げた状態で行ってください。
また、深呼吸するとより僧帽筋下部を伸ばしやすくなります。
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