「ニキビは青春のシンボル」という言葉がありますが、なで肩も昔から女性らしさを表す言葉として言われてきました。
特に和服を着る場合、肩幅の広いいかり肩よりもなで肩の女性の方が似合うと言われていることはよく知られています。
しかし、なで肩の人はいかり肩の人に比べて、肩こりになりやすい傾向があります。
また、肩の位置が下がっているためバストの位置も下がるなど、実は女性らしい体型を維持するのに問題があります。
さらに、カバンがずり落ちてしまったり不便なことも少なくありません。
なで肩を改善するとともに、いいスタイルを維持して健やかな日常生活を送りましょう。
なで肩とは一言でいえば「肩が腕の重みに負けて下がっている」状態のことです。
こうした状態を引き出す要因は、大きく分けて次の3つが挙げられます。
レントゲンを撮った際、骨組みがしっかりしていると言われた経験はないでしょうか。
骨格は遺伝的な要素が大きい傾向があり、スポーツに勤しんでいたご両親の場合、子どもの骨格も結構しっかりしているものです。
それと同様に、ご両親がなで肩だと子どももなで肩になっていることが多いです。
重たい荷物を持ったり、腕を引っ張られる機会が多い仕事もしくは生活習慣が多い場合、その状態で骨格が固定されてきます。
例えば腕を使う球技のプロスポーツ選手の場合、ボールを投げるたびに腕が引っ張られるので、利き手の肩は逆の肩より下がり気味になります。
パソコンを使う仕事、執筆や裁縫など腕を前に出して長時間作業をすることの多い人は、どうしても猫背になりがちです。
猫背になると知らず知らずのうちに肩が下がりがちになるので、なで肩を引き起こします。
気分が落ち込み塞ぎがちになった時も猫背になりやすいので、胸を張って歩くことを心がけましょう。
腕を支える重要な筋肉が「僧帽筋上部」なのですが、なで肩になる人はこの筋力が低下しているから腕の重みに負けてしまうのです。
ここを鍛えず無理に頑張ってしまうことで常に筋肉に力が入ってしまうことが肩こりに繋がります。
従って、僧帽筋上部を鍛えることがなで肩改善の近道です。
簡単にできる僧帽筋上部のトレーニング方法は以下の通りです。
これを無理のない範囲で繰り返しましょう。
一度やってすべてが治る完璧なトレーニングはありません。
継続することが大切です。
他にも様々なトレーニングがありますので、お気軽にご相談ください。
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