最近、何だか肩こりが激しい、時々頭痛もしてくる……こういった症状にお悩みではありませんか?
肩こりの大きな原因となるのは筋肉が緊張して柔軟性を失い、その結果として血流が悪くなることですが、どこの筋肉が緊張しているから肩こりが生まれるのかという問いに即答えられる人はそれほど多くないでしょう。
肩こりに関係している筋肉はいろいろありますが、中心となっているのは肩甲骨を動かす役割を担う首の後部から肩と背中に広がる僧帽筋と呼ばれる筋肉です。
パソコンやスマートフォン、またはデスクワークなどで長時間同じ姿勢を取り続けていると、この僧帽筋に大きな負荷がかかります。
それだけでなく、使わないことで僧帽筋そのものが衰えをきたし、不調になることで周囲の筋肉にも影響を及ぼします。
その結果として、慢性的な肩こりが引き起こされるのです。
簡単に言えば、僧帽筋の緊張をほぐし柔軟性を高めることと、血流を悪くすることなく良い循環を保つことが大切です。
次のことに気を付けて日常生活をお過ごしください。
仕事柄致し方ない場合もあると思いますが、長時間のデスクワーク、前傾姿勢での洗い物や掃除などの家事労働などは、知らず知らずのうちに肩に大きな負担をかけています。
できるだけ猫背など背中が丸くならないように意識しましょう。
それ抜きにはいくら肩こり解消のために手段を講じても、完全に解消するのは困難と言えます。
まずは、背筋をまっすぐに正しい姿勢を取ることを心がけてください。
肩こりになるということは運動不足も原因の一つと意識することが大切です。
焦って運動するとかえって逆効果になる場合もありますので、ウォーキングやストレッチなど軽めの運動から行うようにしてください。
当院では簡単にできるストレッチをわかりやすく指導しておりますので、お気軽にご相談ください。
これまで見てきたように、肩こりは僧帽筋とその周囲の筋肉の血流が悪くなることで起こります。
お風呂に入った際は必ず湯船につかる、冷たいものを飲み過ぎない、冷房の風を避けるなど肩を冷やさないことを意識しましょう。
いかがでしょうか?
ほんのわずかなことの積み重ねで肩こりは予防できます。
人間の身体は強いようで弱く、弱いようで強いデリケートなものです。
日頃から肩こりにならないような生活習慣を身に付ければ、慢性的な痛みに悩まされることも無くなるだけでなく、他の病気の予防効果も期待できます。
ぜひ、ご一緒に肩こりに悩まされない強い身体づくりを進めていきましょう!
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