朝起きた時に腰の調子が悪いと、その日の仕事や日常生活にとても不安を感じるものです。
何かいい方法はないかお探しの方も多いことでしょう。
快適に起きて一日を過ごすには、寝起きに腰が痛くなる理由を把握することから始める必要があります。
寝起きに腰が痛くなる理由は次の2つです。
「結構寝返りをうっていると言われるけど……」と思われるかもしれません。
しかし、普通に考えて起きている時と寝ているときは、どちらの方が動いている時間が多いでしょうか。
ほとんどの方の場合、起きている時の多いに違いありません。
寝ている時は体の同じ部分に体重がかかりがちになり、しかもそれが長時間に及びます。
すると血流が悪くなってしまい、筋肉が凝りやすくなります。
その結果、腰痛を引き起こしやすくなります。
朝起きて体を動かした時、腰にピリッと痛みが走ったり、ぎっくり腰になってしまった経験はないでしょうか。
本来、人間は無意識のうちに寝返りをうつことで同じ姿勢を取り続けることを避けるものですが、寝返りが少なく同じ姿勢を長時間続けることで、血流が悪くなっている寝起きに腰が痛くなりがちなのです。
体を横たえるマットレスはもちろん、頭を乗せる枕や布団に至るまで、寝具が体に与える影響は私たちが思っている以上に大きいものがあります。
マットレスが硬すぎると背骨や骨盤などへの圧力が大きくなってしまうことで負担がかかりやすくなり、腰痛などの痛みを引き起こしやすくなります。
また、マットレスが柔らかすぎても、今度は体が沈んでしまうことで寝返りがうちにくくなってしまい、これもまた寝起きに腰痛などが起こりやすくなります。
よく休んで次の日頑張りたいのに、寝ている間に体を苦しめていては本末転倒ということになりますので、寝具選びはとても大切です。
大きく分けて寝方には「仰向け」「横向き」「うつぶせ」の3つがあり、どんな寝方でもメリット・デメリットは存在しますが、腰痛に関して避けた方がいいのは、うつぶせの寝方です。
その理由はうつぶせで寝ると腰が反りがちになるため、腰痛に悩まされている方には適しません。
これは起きている時でも同様です。
また、寝具選びについてはいろいろ評判を見ても結局寝てみないとわからない、とお考えの方もいらっしゃることでしょう。
確かにその通りなのですが、最低限押さえておいた方がいいポイントがあるのもまた事実です。
寝返りをうつには体が沈み込んではいけないため、硬すぎず柔らかすぎず、適度に硬さのあるマットレスを選びましょう。
また、家族構成や部屋のスペースも考慮に入れる必要はありますが、できるだけ広めのベッドを選びましょう。
腰と肩甲骨は特に体圧がかかりやすい部分です。
ショールームがある場合は実際に寝てみて、腰や肩甲骨に圧迫感がないかどうかを確認しましょう。
最近では体圧が分散できるマットレスや枕も増えています。
日々の良質な睡眠は、いい仕事や快適な日常生活に欠かせないことですから、納得のいく寝具選びを行うようにしてください。
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