うがいをすることで、私たちは様々な病気を予防することができます。
代表的なのは「風邪やインフルエンザ」の予防です。
そもそも風邪は、喉などから細菌やウイルスが侵入し、感染することで生じるものです。
うがいはその原因となるウイルスや細菌を洗い流してくれます。
さらに、喉の加湿にもなりますので、細菌が喉の粘膜に付着するのを防いでくれます。
インフルエンザの場合、風邪とは別のウイルスが原因ですが、使用法をよく守り正しくうがい薬を使ってうがいをする事で、ウイルスの活発化を抑えることができるといわれています。
また、それは自身の予防だけでなく学校や会社など集団生活の中において、感染拡大のリスクも軽減する効果があります。
口臭は、口の中の細菌が原因となって起こることが多いため、細菌やウイルスの殺菌作用があるうがいは、口臭を抑えるのに有効です。
同様に口内炎も、口の中の細菌が繁殖することで起きる病気なので、うがいをすることは予防に効果的です。
うがいをより効果的にするためには、タイミングが重要です。
「外出から帰ってきた後」「乾燥した環境でのどが渇いている時」「食後」「就寝前」などがあげられます。
うがいの前にまず手を洗いましょう。
手を洗わずにうがいをすると、細菌がコップや水から入ってしまいます。
手を洗う時も適当に流すのではなく、手のひらから指の間など丁寧に洗うようにしましょう。
せっかく手を洗っても口をゆすいでおかないと、口内の汚れや細菌がうがいによって侵入する可能性があります。
それでは何の意味もありませんので、まず水やうがい液を口に含んでゆすぐことです。
「オ~」と発音しながら上を向いてうがいをする人を、会社などで時々見かけることがあるかもしれません。
見た目はともかく、声を震わすことでのどの奥に液体を届けるのがポイントなので、これが正しいうがいのやり方です。
うがいは1回では効果が出ないものなので、最低3回は行うようにしましょう。
様々なうがい薬が市販されていますが、予防を目的とした場合にうがいに適しているのは水です。
なぜなら、風邪もひいていないのにうがい薬を使用していると身体に必要な細菌まで影響を与えてしまい、のどに負担をかけて逆効果になることがあるからです。
のどに痛みなどがある場合や、インフルエンザの流行時期以外は水で行うようにしましょう。
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