現代人が一日に受け取る情報量が江戸時代の一年分と言われるぐらい、高度な情報化社会が進む中、パソコンやスマホを使用する頻度は増えがちです。
しかし、あまり目を酷使していると知らずしらずのうちに様々な身体の不調を引き起こす可能性が高くなります。
目には自律神経が集中しており、目の疲れは身体全体の自律神経の状態に影響を与える可能性があります。
目を酷使することが集中力の低下やストレスに繋がり、仕事のパフォーマンスを落としてしまうわけです。
こうした状況を放置していると「慢性目疲れ」になってしまうので、早めにケアを行うことが重要です。
目の疲れは他の身体の機能と同じように、目を酷使することによる目の筋肉疲労と言えます。
目の疲れを感じたとき、目の周りの筋肉は緊張し固くなっており、血流が悪く酸素や栄養が不足している状態です。
これを改善するには、目薬をさすことも重要ですが、それ以上に温めて目の周りの血流を改善し筋肉の緊張をほぐすことが有効です。
家にいるときなどは、水で濡らしたタオルをよく絞り、電子レンジで1分ほど加熱した蒸しタオルで目を温めるのが有効です。
くれぐれも肌に乗せてもやけどしないぐらいに冷ましてからにしてくださいね。
温めることで目の血流が良くなり、筋肉の緊張がほぐれ目の疲れが改善されます。
「温めるより冷たい方がスッキリする」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、血管を収縮させてしまい目の緊張を加速させてしまうなど逆効果ですのでやめてください。
人間の情報の約8割は目から入ってくると言われています。
目を酷使しがちな生活の中、目を守ることの重要性は生活の質を維持するうえでますます高まっています。
なかでも、目の疲れをとることは誰でもできますし、悪化しないようにこまめに行うことが大切です。
肩や首が凝ったときに、腕や首を回すことは誰でも行っているでしょう。
それと同じように目の疲れも意識的にケアするよう心がけましょう。
蒸しタオルの他にも、最近は様々なホットアイマスクも開発されていますし、音楽やアロマでリラックスすることも副交感神経の働きを高め、血流が促進され目の疲れの改善に効果があると言われています。
自分が一番やりやすい方法で目の周囲を温め、慢性的に目が疲れないよう気をつけましょう。
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