一般的に頭痛持ちの頭痛と呼ばれているものは、年間を通じて同じような頭痛が起きることから「慢性頭痛」といわれ、代表的なものとして「片頭痛」「緊張型頭痛」があります。
頭の左側か右側のどちらか、あるいは両方が痛くなります。
頭痛薬も効きにくく、思春期から40代に多い頭痛です。
頭全体、特に後頭部が締め付けられるような痛みです。痛いより重い感じで、特に明け方と夕方が痛みます。
30歳以降に多い頭痛ですが、IT化の影響か20代も増えてきています。
人間は生まれた時から頭痛を持っているわけではありません。
日常生活におけるストレスや過労・睡眠不足・過食などの体内環境要因と、不良姿勢で長時間デスクワークをするなどの体外環境要因が積み重なった結果なのです。
ですから、上記の原因をしっかり見極め日常生活から改善していかないと、結局いくらマッサージをしても、根本原因を取り除くことができないので頭痛は解消されません。
まず、頭痛の根本原因は姿勢の悪さです。
日常生活の悪い習慣や癖で骨格のズレ、ゆがみが起り、周囲の筋肉もねじれて負担がかかってきます。
それが長期に渡り段々と筋肉の深い部位が硬くなって緊張型頭痛が起こります。
病院の検査で異状がない場合、首の筋肉のコリ、つまり血行不良が大きく影響します。
天気にも影響されます。
特に雨で気圧が低下してくると頭蓋骨の中の圧力が変化して血管が収縮し、その後血管が拡張する際、血管の周りにある神経を刺激して片頭痛を引き起こすのです。
次の様な症状がある方はさらに注意が必要です。
上記のような症状は、脳腫瘍や脳の血管の病気で命に関わるような疾患の可能性もありますので、ご心配の方は病院の受診をおすすめします。
頭痛になった際に薬を飲む人が多いですが、薬は頭痛の症状をとめることしかできず、根本原因を改善することには繋がりません。
それどころか、頭痛薬に依存することが新たな頭痛を引き起こすこともあります。
長年放置している方も多くそのうち治るだろうと思い込んでいることも多いようですが、適切な処置を行わないと生涯頭痛と付き合っていくことにもなりかねません。
緊張型頭痛や片頭痛といった慢性頭痛の大多数は、後頭骨、頚椎1番、2番(頭の付け根から首の上の部分)のゆがみが原因で起きています。
なぜならその部分から出る神経が頭のまわりに分布しており、それらがゆがむことによって頭の痛みや重さ、だるさといった症状を引き起こすからです。
その部分を中心にバランスを整えていけば、頭痛は起こらなくなります。
一言で頭痛といっても人それぞれで筋肉が原因の場合、骨格のズレが原因の場合、ストレスや生活スタイルが原因の場合など様々です。
よって治療方法も当然異なってきます。
適度な睡眠を取る、適度な運動を行う、長時間同じ姿勢を取らないなど、その原因によって自宅での自身のケアの仕方も様々なのです。
当院では、頭痛の原因である「歪み」に対して、手技治療・運動治療・生活指導で根本治療をおこないます。
手技治療では、患部の筋肉の緊張を和らげ、血行を改善することで、自然治癒力を高めます。
運動療法では、患者様自身に運動していただき、筋力のアップや関節の可動域の拡大を図り、症状改善を促します。
生活指導では、ヒアリングを行い、頭の痛みや歪みの原因となっている生活習慣の改善方法を提案させていただきます。
頭痛でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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