揉み返しとはマッサージをした後に起こる症状のことで、マッサージが強すぎて筋膜や筋繊維を損傷してしまい炎症が起こっている状態をいいます。
マッサージで肩こりやふくらはぎなどの筋肉が凝り固まっている所をほぐしていくのですが、強く揉むことによって筋肉が収縮してしまい、筋肉痛のように4日~1週間以上続く場合もあるのが特徴です。
また、強い刺激や無理な姿勢などでマッサージを行っていなくても揉み返しが出る場合もあります。
それは身体がだるいというような症状で、老廃物が排出されず体内に残っている場合に現れます。
この症状は、過労やストレスなどが多い方によく見られ、少し休息が必要だというサインといえるでしょう。
揉み返しの症状は個人差があります。
自分はどちらの揉み返しの症状なのかを確認して、強い刺激で炎症がでているなら、炎症をしずめる対処方法を、身体が疲れてだるさを感じているのではれば、身体が休息を求めているんだと思ってください。
マッサージの気持ちよさというのは、人によって千差万別です。
強めのマッサージでないと気持ちよさを感じられない人もいれば、そうでない人もいます。
それと同様に揉み返しの症状にも色んなタイプがあります。
確認したいポイントは次の4つです。
マッサージを受けて少したってから痛みが出てきたり、鋭い痛みがある、押すと痛いなど、筋肉痛に近い痛みは炎症をおこしている揉み返しです。
逆に、マッサージ後に倦怠感や鼻水がやたら出たり、眠くなったりするといった症状が出る場合は、体から老廃物を出そうとしているサインなので、ゆっくり休むことが大切です。
この症状は、マッサージの効果が出ているということで、「揉み返し」とは違い、良い症状と言えそうです。
安易に痛み止めを飲んで済まそうとする人もいますが、揉み返しているだけなので、薬で炎症を抑えるという本来の効能は期待できません。
炎症が起こっている場合の揉み返しについては、筋肉痛の対処方法とほぼ同じですが冷やす事です。
アイシングか冷湿布で局所を冷やします。
時間は10~15分くらいであまり長くしないように気を付けてください。
炎症が出ている場合の揉み返しに温めるのはよくありません。
お風呂やサウナなども気を付けて入って下さい。
一方、身体がだるく感じる場合の揉み返しですが、老廃物の排出を促すために水分を多くとり、ぬるめのお風呂に入る等して身体を休めるようにしましょう。
当院のご案内・アクセス
〒552-0012 大阪府大阪市港区市岡1-11-4
TEL: 06-6573-3955
[受付時間]
月・火・水・金:8:30~12:30、16:00~20:00
木曜・土曜:8:30~13:00
[定休日]
日曜、祝日
※年末年始など臨時にお休みさせていただくことがあります。
[アクセス方法]
港警察署前、港区役所近く
市岡バス停(大阪市営バス)、港区役所前バス停(赤バス港ループ)から徒歩3分
弁天町駅(JR大阪環状線、大阪市営地下鉄)から徒歩10分
※弁天町駅からの詳しい道順はコチラ>>