春夏秋冬という四季のある日本では、季節の変わり目になると疲れがたまりやすくなったり、風邪や病気になりやすいという人が多い傾向にあります。
その理由として季節の変わり目は、温度や湿度、天候が大きく変動しがちです。
次の季節に移ったかのような日が続いたかと思えば、前の季節に逆戻りするような天候に戻ったりします。
この変化に敏感に反応するのが「自律神経」です。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、本来これらは身体の状態を意識しなくても一定の状態に維持するよう機能していますが、この自律神経の調子が乱れることで、肩こりなどの不快症状が出やすくなるのです。
そもそも人間の身体は、寒い時は毛穴を閉じて身体の熱を逃がさないようにし、暑い時は汗を出して身体の熱を放出させ体温を一定に保っています。
これは自律神経の働きで行っているわけですが、季節の変わり目など気候の変化が激しいと自律神経の調整が追いつかなくなってしまうのです。
人間の身体が急激な温度変化にすみやかに対応できるのは、だいたい5℃以内と言われています。
季節の変わり目はそれ以上の変化を繰り返しやすいため、日に日に自律神経による体温調節機能が狂ってしまった結果、頭痛や肩こり、めまい、腰痛など様々な体調不良を引き起こしているのです。
季節の変わり目は生活にとってもターニングポイントであることが多く、睡眠不足になりがちです。
睡眠が乱れてくると身体の免疫機能が低下してきます。
免疫力を強化するためには、質の高い睡眠が大切です。
さらに季節の変わり目には身体を冷やしがちで、体調不良になったことがある人も多いでしょう。
寝ている最中は自分の体温が低下していることに気づきません。
睡眠はコントロールしにくい部分もありますが、体温管理はある程度コントロールできるものなので季節の変わり目は意識的に注意するようにしましょう。
その他、注意しておきたいことは次の通りです。
きのこ類、にんにく、ヨーグルト、キムチ、豆腐、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草などビタミンA・C・E、たんぱく質が多く含まれた食材を取り入れましょう。
日本には四季があります。
旬の食材を取り入れて楽しむのも一つの手です。
涼しくなると血管が収縮し、血行が悪くなりがちです。
夏にクーラーの効きすぎた部屋に長時間いると体調を崩しやすかったりします。
適度な運動を行うことで、血行をよくするよう心がけましょう。
一気に運動するのではなく、まずは取り入れやすいことから始めるのが大切です。
ストレス解消にも役立ちます。
当院のご案内・アクセス
〒552-0012 大阪府大阪市港区市岡1-11-4
TEL: 06-6573-3955
[受付時間]
月・火・水・金:8:30~12:30、16:00~20:00
木曜・土曜:8:30~13:00
[定休日]
日曜、祝日
※年末年始など臨時にお休みさせていただくことがあります。
[アクセス方法]
港警察署前、港区役所近く
市岡バス停(大阪市営バス)、港区役所前バス停(赤バス港ループ)から徒歩3分
弁天町駅(JR大阪環状線、大阪市営地下鉄)から徒歩10分
※弁天町駅からの詳しい道順はコチラ>>