腕や手のしびれと一口に言っても、時々気になる程度のものもあれば日常生活に支障をきたすようなもの、さらに生命に関わる悪性のものまで様々なケースがあります。
肩こりを伴うしびれの場合、「たかが肩こり」と思っていると思わぬ疾患が隠れていることもあります。
しびれの感じ方には個人差があるものですが、それだけに早めにケアする意識が必要です。
肩こりに伴うしびれで考えられる主な疾患は次の通りです。
首への負担により椎間板が飛び出すことで生じる疾患です。
頚椎のヘルニアであっても太ももや足がしびれたり、排尿障害を生じるなど症状が下半身へ出てしまうケースもあるので要注意です。
一般的には首の部分を構成している背骨に起こる老化現象と言われていますが、日常生活中のクセによる首への負担が溜まっている人や、激しいスポーツで頚部に負担をかけている人にもみられることがあります。
必ずしも症状が出るわけではありませんが、何かのきっかけで腕の方への痛みやしびれが出てしまうこともあるため、生活習慣を含めた改善が必要です。
しびれと痛みには深い関係があります。
進行してしまうと、症状の改善が難しくなるものもあるため、早めに対処することが大切です。
肩こりが原因の場合は、首の頸椎に異常がある場合もあるので、その場合は注意が必要です。
ひどい場合は整形外科など医療機関を受診する必要がありますが、まずは次の様なことから取り組んでみましょう。
パソコンのディスプレイを見る時、知らず知らずのうちに猫背になっていたりうつむいたりしているものです。
意識的に背筋をただし、首や肩を回すなど同じ姿勢を続けないようにしましょう。
いくつか方法はありますが、大事なことは筋肉を伸ばし血行を促すことです。
例えば、両肘を肩と同じ高さまで上げ、直角に曲げます。
そして両腕ごと前から後ろへ、後ろから前へ円を描くように回してみましょう。
どんなストレッチでも日頃の継続が大切です。
何もジョギングシューズを買ったり特別なことをする必要はありません。
エスカレーターを使わず階段を使うとか、休日は近くの公園まで散歩するとか定期的にできることを取り入れれば、身体全体の血流が良くなり、硬くなった筋肉をほぐすことが出来ます。
運動などをするとついつい冷たいものを飲みがちですが、身体を冷やすと血流は悪くなります。
生姜は体を温め身体中の血行を良くしてくれますのでおススメです。
いずれにしても日頃の生活習慣を見直すだけで、症状の出方は随分変わってくるものです。
焦らずしかし計画的に体質改善を進めていきましょう。
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