最近、「朝ベッドから降りる時にかかとの前あたりが痛い」「痛みがひどくて歩くこともできない」といった症状はありませんか?
もし思いいたることがありましたら、足底腱膜炎の可能性がありますので注意してください。
足底腱膜は足の裏の筋肉の特に厚い中央部のことで、いわゆる土踏まずのところです。
この部分はアーチ状(扇状)になっているのが特徴です。
通常は足底腱膜がアーチ状になっていることで、走ったりジャンプしたりなどの動作を行った時に足にかかる衝撃を和らげてくれます。
ところが、こうした動作を繰り返し行っていると、足底腱膜のかかとへくっつく部分にかかる牽引力の負担で腱膜炎(腱自体の炎症)が生じ、かかとの前あたりに痛みを感じるようになります。
マラソンを始めとする陸上競技や、バレーボールなどのジャンプ競技などの選手が比較的なりやすいといえますが、その他にも足底腱膜炎になる可能性が高くなる場合があります。
肥満の方がダイエットしようと急な運動を取り入れた際、体重による足の裏への負荷が大きくなり足底腱膜炎を起こしてしまう可能性が高くなります。
特にBMI(ボディマス指数)が30以上の人は、いきなり運動を始めるよりも、まず食事など生活習慣に気を付けある程度体重を落としてから運動することをお勧めします。
足底の土踏まずの部分だけでなく、足首の関節もランニングやジャンプなどの動作の時に衝撃を吸収する役割を果たしますが、足首が固い方だと土踏まずの部分の負担が大きくなり、足底腱膜炎を引き起こす可能性が高いです。
人類の歴史はもともと四足歩行だったのが二本足に進化してきたものです。
そのため、二本足で長時間立ち続けていると足底への負荷が増してしまい、足底腱膜炎を発症しやすくなります。
立ち仕事だけでなく、マラソンやエアロビクスなど足を主に使う競技の方に多く見られます。
その他、足場の悪いグラウンドや固い場所での運動を行っていると、足底にかかる負荷が大きくなり足底腱膜炎の原因になります。
また、運動に適していないシューズで走るのもよくありません。
足底腱膜炎になった方がただ炎症をとるだけの治療をしていると、走ったらまた痛くなることを繰り返す悪循環に陥ってしまいます。
当院では、足底腱膜炎の原因を根本からとりのぞき、再発が起こらないようなからだ作りを行っています。
お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
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