肉離れ(にくばなれ)とは、スポーツをすることなどで急に強い収縮力が筋肉に働いた時、自分の筋力に堪えきれず筋肉や筋膜の一部が損傷または断裂してしまう症状のことです。
軽度なものから重度なものまで程度は様々で、主に発生しやすいのは太もも前後の筋肉・ふくらはぎ・背筋・上腕筋などです。
肉離れを起きるのは様々な原因がありますが、主なものは次の3つです。
寒い日などに準備運動をしないで急に全力で運動した時に起こりやすいです。
特に成長期の小・中学生は骨の成長度合いに比べ筋肉の成長度合いが遅いので注意が必要です。
寝不足が続いている状態や、ミネラルなどきちんと栄養素を摂らない無理なダイエットをしながら身体を動かしている人は注意が必要です。
身体を動かした後は、年齢を問わずストレッチや休息、食事などで筋肉を回復させなければなりません。
例えば自転車などにカバンが引っかかったりして急に腕が引っ張られたりした時がこれに該当します。
本来、筋肉は縮むことで力を発揮するものですが、伸ばされながら力を出すのは筋肉に大きなダメージを与え肉離れの原因になります。
このほか、不自然な姿勢を長時間続けることや、小さな力でも長時間筋肉に負担をかけていると肉離れが起こりやすいので注意しましょう。
まず大事になってくるのは、できるだけ早期に患部の炎症を抑えることです。
肉離れなどの筋肉が損傷する症状は、筋線維のダメージの度合いで三つに分類することができます。
第1段階は、特に力を入れたり動かしたりするのに不都合はないが、動かそうとすると違和感が生じる状態です。
「ちょっとスジを違えてしまった」という場合に近いと言えます。
第2段階は、筋繊維の部分断裂が起きている状態で、腫れが生じていたり痛みがあります。
無理をすれば動かせる状態ですが普通に歩けない、一般的にはこの状態を肉離れと呼びます。
最後の段階は、筋繊維が完全に断裂している状態で、動かそうとしても動くことができず患部に触れるとボコッとへこんだり強い痛みが生じます。
この状態になると専門医による手術が必要になる場合があります。
受傷して最初の処置を間違うと治りが遅くなりますし、筋肉が完全に修復していないのに焦って運動を始めてしまうと、ますます悪化する可能性があります。
さらに、治療をせず放置すると筋組織が炎症や内出血によって固まり、慢性的な痛みや再発の原因にもなりかねないので、適切な治療を受け早期回復を心がけましょう。
当院では、肉離れの原因と思われる筋肉の状態や歪みに対して、手技治療・運動療法などで根本治療をおこないます。
治療を受けている方は無料で利用できる当院併設のスポーツジムでのリハビリも指導しますので、肉離れと思われる症状でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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