膝の痛み(膝痛)

膝の痛み(膝痛)

  • 膝が痛くて整形外科に行っても異常がないと言われる
  • スポーツをしたあとに膝が痛くなる
  • 階段の上り下りで膝が痛い
  • 朝起きた時に膝が痛い
  • 歩いていると違和感を感じる
  • 正座ができない
  • トレーニングで筋力をつけたが膝の痛みが治まらない
  • 旅行に行きたいが膝が痛いので諦めている
膝痛のイメージ写真

私達が日常生活で行う動作は、知らず知らずのうちに足に大きな負担をかけているものです。

例えば歩く、走る、立ち上がる、座る、跳ぶ、階段を上り降りするなど膝の曲げ伸ばしを行った時には必ず関節に体重がかかります。

この時、膝の上下の骨(太ももの骨「大腿骨」とすねの骨「脛骨」)がこすれ合います。

膝を動かす回数が増えれば増えるほどたくさんこすれて、骨の先端をおおっている軟骨がすり減ってゆきます。

体重がかかる上に可動性も大きい膝は、身体全体のバランスの影響を非常に受けやすい関節で、骨や筋肉がしっかりしている間は支え続けることができますが、加齢などの原因で筋肉が弱ってくる、関節に変形が現れるなどの理由から痛みが出てくることがあります。

なかでも、軟骨がすり減る場合には慢性的な痛みを抱えることになりますので注意が必要です。

また、膝痛は高齢の方や体重の重い人に多い症状と考えられがちですが、年を重ねてもしっかり歩けている人は大勢いますし、運動不足や食べ過ぎで余分な脂肪のついた肥満体の人を除けば太っている人ならそうそう痛みが出るものではありません。

膝は骨盤帯や足部のバランスの崩れの影響を非常に受けやすいため、痛みが起きている膝の状態だけではなく、全身を診ることでなぜ膝に痛みが出る状態が引き起こされたのかを正確に把握することが重要です。

膝痛になる原因

膝の痛みは、骨を動かす力と支える力のバランスの悪さが原因で起こります。

実は膝の軟骨(半月版)の中には痛みを感じる神経はなく、膝がすり減るだけでは痛みを感じません。

疲労が溜まっているのに十分な休息をとらなかったり、ウォームアップやクールダウンなどの準備運動を十分に行わないで運動する、立ちっぱなしの仕事や無理な姿勢を取ることの多い肉体労働などは膝の負担が大きくなります。

膝を酷使したり使いすぎることで身体のバランスが崩れてきます。

また、背中を丸めて歩いたりハイヒールなどのかかとの高い靴、靴底が斜めになっている靴、サイズの合わない靴などを履くと重心が偏りやすくなり、膝に余計な負担がかかってしまいます。

このように膝以外の場所や生活習慣が原因で、膝が痛くなる場合は非常に多いです。

なかには体質からくるものもありますが、ほとんどの症状は身体の歪みに関係していて、特に骨盤のバランスが悪いと筋肉への負担が変わってくるため痛みが生じます。

膝の痛みは骨盤のバランスを変えることで変わります。

痛みの発生の原因とメカニズムを知ることによって、積極的に痛みと向き合っていきましょう。

特徴的な症状

変形性膝関節症

膝を構成する骨の関節面が構造的に変形してしまい痛みを引き起こしているもので、中高年の方に多い症状です。

一度変化してしまった構造を元に戻すことはできませんが、治療することで身体のアンバランスを正常化し、膝への負荷を軽減させることで症状の緩和や、変形の進行を止めることが期待できます。

オスグッド(成長痛)

一般的に成長期に達している子供が運動をし過ぎることによって起きると言われており、部活動に励む子どもに多く見られる症状です。

脛骨粗面への牽引が原因で脛骨の一部が剥がれてしまう、あるいは骨自体が大きく変形してしまう病気で、成長期に特有の痛みと区別して考える必要があります。

外反母趾

足の母趾が外側に向いてしまい、症状が進行すると痛みを伴ったり骨の変形が起こる症状です。

女性に多いと言われておりますが男性にも外反母趾はあり、多くの場合その自覚がありません。

外反母趾の最も大きな要因は足部にかかる荷重バランス、重心軸のズレです。

かつてはハイヒールをよく履く人がなるものと言われていましたが、その限りではなく最近では特に若年者に外反母趾の傾向が強く、ひどい場合はすでに関節構造に異常をきたし始めている患者さんもおられます。

外反母趾の変形は身体のアンバランスをより悪化させ、膝の痛みや股関節の痛み、内臓機能の低下など様々な症状を引き起こす原因にもなるため、根本原因にしっかりとアプローチした治療を行わなければ何度も症状は再発してしまいますので注意が必要です。

身体に生じる痛みはほとんどの場合、「患部に起こる炎症」が元になっています。

炎症にともなう痛みを悪化させるのが「患部の冷え」と、それに伴う「血行不良」です。

膝を冷やしたり、きつい服を着るなどして膝まわりを締めつける行為は、筋肉を固く緊張させて血液の流れ「血行」を悪くします。

血液がうまく流れないと、炎症を強める科学物質や疲労物質が排出されずに膝の関節内にとどまります。

放っておくと腫れや痛みはどんどんひどくなり、治りも遅くなります。

また、冷えることで筋肉や靭帯などの組織が硬くなり、柔軟性が低下して膝が傷みやすくなる悪循環も招きますので注意しましょう。

当院での治療方針

膝の痛みがひどいときは無理に動かさず安静にして、生理冷却(アイシング)を行います。

痛みが落ち着いて膝をある程度動かせるようになったら、無理のない範囲で積極的に動くことが大切です。

膝を動かさずにいると、関節を動かす筋肉がこわばって萎縮し、筋力が低下していきます。

その結果、下半身の血行が悪くなり関節の動きも悪く不安定になって、ますます痛みが強くなってしまいます。

膝の痛みの原因は、膝関節周辺の筋肉や靭帯の緊張が原因の事が多いため、関節に直接アプローチするだけではなく、周辺の筋肉の連動性を意識した施術が必要です。

従って、膝の安定のため大腿四頭筋という太ももの前にある筋肉を強化するとともに、膝の裏にある筋肉も和らげて動き・負荷に耐えられるように、できるだけ痛みを取り除きながら治療をします。

また、ほとんどの方が気付かずに膝に負担をかけ続けるような生活を送ってしまっています。

そのため、治療と併せて運動指導や生活改善・生活上の注意点をお伝えしています。

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