患部冷却治療法(アイシング)

患部冷却治療法(アイシング)

痛みや辛い症状でお悩みの方、長年治ることなく苦しんできた症状に対して効果を発揮するのがアイシングです。

アイシングに最も適しているのは氷!

ジェルやコールドスプレーなど、急激な痛みを和らげるのに多くの製品が発売されています。

さらに保冷材などを使ってはどうかと考える人もいます。

しかし、アイシングを行うのに有効なのはなんといっても氷です。

なぜならアイスノンなどはマイナスの温度であるため、長時間患部に当てていると凍傷を起こしてしまいます。

しかし、0℃である氷は24時間以上連続で冷やしても、凍傷は起きません。

そもそも保冷材は食品を傷めないように使われるものであり、わたしたち生きた体に使用する用途ではありません。

使用はくれぐれもお控えください。

アイシングは体が冷えると思われがちですが、大丈夫です! 真冬でも体が冷えることはありません。

冷却されて冷たく感じますが、患部は熱を持っており、36℃~37℃の範囲外は全て非生理的であるため、氷を使って局所の熱コントロールをします。

凍り始めた水、溶け始めた氷、この時の温度が0℃です。

患部に最低4O分以上密着させてアイシングを行ってください。

ここで大切なのは必ず、水でザーッと洗い流した氷を使ってください。

なぜなら、製氷機や冷凍庫から出したばかりの氷には霜が付いています。

霜はマイナスエネルギーが強く、霜の付いた氷を直接手で持つと氷が手にくっついてしまいます。

これは霜焼けの状態です。

もちろん長時間、手で触れ続けていれば凍傷を起こす危険性がありますので、大変注意しなくてはいけません。

逆に言えば、霜さえ取り除けばマイナスの温度(0℃以下)になることは決してありません。

そのため非常に安全、かつ効率よくアイシングをすることが出来ます。

なぜ冷やすの?

身体を冷やすことは「血行が悪くなる」「筋肉が固くなる」などマイナスイメージにとらえがちです。

しかしアイシングというのは、『身体を局所的に冷やすこと』を目的とします。

つまり局所的に熱が発生し、それを奪うために必要となるのがアイシング(冷やす)だということです。

ケガをした箇所というのは赤く腫れあがり、患部では急性炎症を起こします。

これは強烈な刺激が組織を破壊し、身を守ろうとする防衛手段として熱を持ち腫れていきます。

ケガの程度によりますが、概ね炎症は患部で熱を発生させています。

例えるなら痛い所は沸騰したヤカンのようなもので、ヤカンを冷ますのにシップなどではなかなか温度が下がりませんが、氷を使うと簡単に効率的に温度を下げることが出来るのは日常生活で私たちが経験していることです。

しかし、いつまでも熱を保ったまま放置すれば治りは遅くなり、それどころか関節の変形やパフォーマンス低下にもつながります。

これをいち早く治すのがアイシングです。

そもそも熱を持った箇所は感覚が鈍くなっています。

例えば、両手を強く叩いた場合、同じ強さでも夏は痛くなく、冬は痛く感じます。

これが温度による痛みの感じ方の違いです。

従って、アイシングとは一見楽になったような錯覚を起こしている箇所を、本来ある痛みを感じさせる作業と言えるのかもしれません。

冷やし方

最近はスポーツ用品店や薬局で氷嚢用の袋などが売っていますが、なければできるだけしっかりしたビニール袋に水で洗った氷を入れます。

霜が付いていてはマイナスになってしまいますから、必ず水で洗うようにしてください。

そして、空気を抜きます。

この空気を抜く作業は非常に大事です。

なぜなら、空気が入ってしまうとそこの部分での冷えが悪くなってしまうからです。

必ず空気を抜いて隙間を埋めておくようにしましょう。

タオルなどを下に引くと効率が落ちますので、患部に直接当ててください。

何度も言うように、凍傷は起こりません。

冷却により血が固まると思われる方がいらっしやるかも知れませんが、血液は混成流体であり、例えるなら卵のようなものです。

お湯に卵を入れて温めると卵は固まりますが、冷蔵庫で冷やされた卵は固まりません。

同じように、血液は冷却によって固まらないのです。

注意!

寒い季節には、冷やしている患部以外は毛布などで暖かくして下さい。特に足元は気を付けて温めるようにしましょう。

  • 唯一、心臓とその周りは冷やしてはいけません。
  • 眼球の場合は、ガーゼを湿らせてから瞼にのせ、その上から水を多めに混ぜた氷で2O分間冷却します。

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