腰痛は日本だけでなく万国共通の症状ですが、なかでも日本人は特に腰痛に悩む人が多く、約8割の人が何らかの腰痛を経験すると言われています。
公共交通機関の目覚ましい発展や自動車の普及により私達の生活は便利になりましたが、歩かなくても過ごせるようになったことで筋力の脆弱化を招きました。
運動不足を自覚して意図的に生活の中に運動を取り入れることは、健康志向が広まるなか多くの人が実践していますが、それでも腰痛になる人が後を絶たないのは原因が特定できない腰痛がほとんどを占めているからです。
例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった症状であればMRIなどによる検査で特定できますが、画像診断で見た目の変化を見極められない腰痛の場合、原因が特定できません。
そのため、病院で痛み止めやシップ薬をもらっても一向に改善せず、あちこちの整形外科や整骨院を受診してまわる「腰痛難民」が増えています。
腰痛の根本的な原因がわからないので、結局、いつまでも症状が改善せずにそのまま放置している患者さんが多いのです。
こうした中、注目を集めているのがおしりの筋肉のコリと腰痛の関係です。
なぜお尻の筋肉が固くなると、お尻ではなく腰が痛くなるのでしょうか。
それはお尻の筋肉が、足から来る衝撃を受け止めている、車でいうところのサスペンションの役割を果たしているからなのです。
サスペンションが固い車は地面の衝撃をボディに沢山伝えてしまうため、乗り心地は悪く故障がちになります。
それと同じように、お尻の筋肉が固かったり、また弱かったりすると、腰骨や背骨への負担が大きくなり、痛みが生じるのです。
従って、お尻の筋肉をほぐすことは腰痛の解消に繋がるということです。
そのため、お尻の筋肉は適度に鍛える事が大切です。
大切なのは固くならないようにすることです。
鍛えればいいというものではなく、休めたりほぐしたりのケアをしないと筋肉が痛み、コリが生じてしまいます。
何事もバランスが大事です。
お尻の筋肉を鍛えるために無理なエクササイズやスポーツをする必要はありません。
腰痛予防と対策は、「適度な運動をし、お尻の筋肉ほぐす」ことが重要なのです。
普段の生活で簡単に取り入れられる方法は次の4つです。
また、次の方法も有効です。
注意したいのは無理に身体を動かそうとしないことです。
やりすぎるとかえって逆効果になってしまいます。
コリは血流が悪い状態です。
身体が温まっている時に、ゆっくりと筋肉を緩めるつもりでストレッチを行いましょう。
お風呂上がりなどリラックスした状態で取り組みましょう。
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