最近は少しでも時間があるとスマートホンをいじる人が多くなりました。
「歩きスマホ」も事故やトラブルの元として社会問題になっていますが、実は身体の面でもスマホの長時間利用は結構大きな影響があります。
スマホを見る時にうつむく姿勢になりがちですが、その姿勢を通称「スマホ首」と言います。
同じ姿勢でいることで首や肩の筋肉の緊張がすすんでしまい血行不良になり、その結果首や肩のコリへとつながっていきます。
また、小さい画面を長時間注視し続けることでだんだんと眼精疲労が溜まっていき、目の疲労感が増し頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状も出たりします。
さらにスマホを長時間持つことで指が変形したり、操作のしすぎで腱鞘炎や肘に痛みが出る場合があります。
ほんの数年前には存在しなかった原因ですがスマートホンが急速に普及したことで悩んでいる方が増加しているのです。
なぜこのような症状がでるのでしょうか? そもそも人間の頭の重さは5~6㎏あります。
通常でもそれだけの重さが首にかかっているのに、スマホを見るために首を下に向ける姿勢をとることで首には20キロもの負担がかかると言われています。
通常の4倍もの負担を抱えた姿勢を長時間とり続けていれば、痛みが出てくるのはある意味当然と言えます。
人間の首は本来まっすぐにしているのが一番楽な状態で、前に傾ければ傾けるだけ首や肩にかかる負荷が高くなっていきます。
また、長時間うつむいていると無意識のうちに体内に取り込む酸素の量が少なくなり、血行も悪くなりだるさや冷え性に繋がります。
スマホ首にならないようにするためには、普段から少しずつ気を付けていくことが大事です。
そのためのポイントを紹介します。
至ってシンプルな予防策です。
調べ物やゲームをしているとついつい長時間使用してしまいがちですが、長時間スマホの画面を見続けることは目の負担、首・肩への負担に繋がります。
30分ごとに休憩を挟み、軽く首や肩を動かすなどしましょう。
うつむいた状態でのスマホ使用は首にかなりの負担をかけます。
スマホを目線の高さまで上げるだけで、筋肉の緊張も減り首への負担も軽減されます。
足元が不安定なところで頭を下げた状態でのスマホ使用は想像以上に首への負担がかかっています。
通勤・通学時間を有効活用したいのはやまやまですが、長時間の使用は避けましょう。
意外に思われるかもしれませんが、ストレッチというのは思っているより難しい運動です。
多くの方は過度な負担をかけてしまっています。
特に首をぐるぐる回すのは、首にものすごく負担をかけています。
餅は餅屋ではありませんが、治療実績のある整骨院などプロのアドバイスを参考にするようにしましょう。
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