ふくらはぎとは腓腹筋・ヒラメ筋という2つの筋を総称した、下腿三頭筋という筋肉の一般的な呼び方です。
心臓が血液を体内に送る大切なポンプであることはよく知られています。
しかし、「ふくらはぎ」にも心臓と同じく血液の循環を助ける働きがあることをあまり知られていません。
心臓から押し出された血液は全身を巡り、また心臓に戻りますが、下半身の血液を重力に逆らって心臓に戻すために、血液を押し上げるポンプの役割を果たしているのがふくらはぎなのです。
このことからふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれています。
ふくらはぎは血液だけでなく、体の老廃物を運ぶリンパ液を巡らせるポンプとしても機能しています。
ふくらはぎをケアすることは、全身の血液循環を促進し、カラダを活性化させることに繋がるのです。
むくみは「浮腫」とも言い、リンパ液や血液の循環が悪くなることで起こりますが、その原因は様々です。
主な原因としては、塩分の取りすぎ、ビタミンやミネラルの不足、ホルモンバランスの乱れ、同じ姿勢で長時間いること、冷えや運動不足を含む新陳代謝と筋力の低下、骨盤のゆがみなどがあげられます。
重力の関係で、人間の体液はどうしても下に下がっていきますが、それを押し戻す役割を担っているふくらはぎの筋肉が弱ってくると、ポンプの機能が落ちていき、むくみが発生しやすくなります。
むくみは女性が抱える悩みの中でも上位にくる症状のひとつで、靴がきつく感じたり、靴下やストッキングの跡がはっきりと残ってしまう方は要注意です。
ひどい方になると、朝と夜では足の太さが全く違うような状態にもなってしまいます。
こうした症状は足だけの問題ではなく、全身の血流やリンパの流れが滞っているサインなので、全身の不調を引き起こす前に、ふくらはぎをしっかり動かすことを心がけましょう。
ふくらはぎマッサージは足のむくみ、こむらがえりなどのふくらはぎの症状を改善するだけでなく、全身の血液循環をよくし「血管の老化」を防ぐなどさまざまな効果があります。
ふくらはぎを動かすにはウォーキングがおすすめですが、実はふくらはぎを揉むだけでもウォーキングと同じような効果が期待できます。
お風呂上がりなどに、少し痛いと感じるくらいの強さで時間をかけて揉んでみましょう。
血液の循環がよくなり、体が温まるように感じるはずです。
また、仕事中に座りっぱなしや立ちっぱなしの方は、休憩時間などにストレッチや足首回し、青竹踏みなどを行うことも効果的です。
しかし、なかなか自分で運動しても効果が感じられないという方もいらっしゃいます。
そのような場合は、別の要因でふくらはぎの不調が発生している可能性もありますので、当院にお気軽にご相談ください。
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